震災の傷もまだ癒えない中、またまた今度は台風による大災害が発生しました。これまでにも何度かふれましたが、自然災害に対する人間の無力感をまざまざと見せつけられたようです。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
さて、先日、関西で活躍中のマンション大規模修繕協議会各支部長が集まり、今秋の取り組みについて話し合いを行いました。
震災以降の重い気分を一新して、管理組合の皆さんが切実に知りたいこと、見たいこと、聞きたいことは何だろう？という原点に戻り、様々な意見を交わした結果、10月に「現在進行中の工事現場見学会」を、11月に「大規模修繕セミナー」を開催することになりました。
見学会では、施工方法や施工内容を見て頂くのは当然ながら、加えて工事中の日常生活への影響や安全対策などを実際に確認して頂ければと考えています。
日頃より管理組合の皆さんから、工事中の不安について非常によく耳にしますが、そのような不安を解消するためには、直接、自分の目で見て頂くことが何よりの安心につながるものと思います。
また、セミナーについても、従来どおりの大規模修繕の進め方に関わるテーマでのお話だけでなく、管理組合の皆さんにとって関心の高い、新しい製品や工法・技術について、関係者の詳しいお話が聞けるような内容にしようということになりました。
初回は、震災の影響もあり特に関心の高い、省エネ・エコという視点で、新しい取り組みをご紹介できればと準備を進めています。ご期待下さい。
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